iRJLに参戦すべき10の理由

今、自分がもっとも力を入れて参戦しているのが、日本人iRacerが集うiRJL(iRacing Japan League)です。これは皆さんご存知のiRJAさんが主催されているリーグ戦であり、現在は、GT3車両を使用したシリーズ戦「iRJL GT 2015 Season3」が開催されています。
2015シーズン3 iRJL GTシリーズ開催お知らせ

参加された方は実感していると思いますが、iRJLのレースは本当に面白くて熱いんです! いつものオフィシャルレースとは、ひと味もふた味も違います。今後もっと多くのiRacerに参加してもらうために、その魅力を「iRJLに参戦すべき10の理由」としてまとめてみましょう。


■理由その1:日本人同士のレースは熱い!
iRJLに参加しているのは、全員が日本人。当然、外国人iRacer相手のオフィシャルレースとは、レースの雰囲気は全く違います。自分の場合は、良いレースをしたいという気持ちはオフィシャルレースの何倍も強くなりますし、気合も入ります。チャットで日本語で気兼ねなく話せるのもいいですね。

レースシムをやっていると、日本人同士でレースをしたいという欲求は誰しも抱くものだと思いますが、それを叶えてくれる最適解がiRJLだと言えるでしょう。また、続けてリーグに参戦していれば、自分の実力と近いライバルがきっと見つかるはずです。ライバルと切磋琢磨することはモチベーションを高めることに繋がりますね。


■理由その2:リーグ登録やレース参加がとても簡単
iRJLのレースに出走するための準備は、事前にiRJLに登録するだけでほぼ完了。すると、リーグセッションのページから、iRJLで開催中、または開催予定のセッションを確認できるようになります。開催時間になると、セッション一覧にあるボタンから簡単にレースへジョインできる仕組みです(パスワードは不要)。レースのルールや開催予定は、iRJAさんが告知して下さっているので、ForumやTwitterで確認して下さい。
iRJAさんのTwitter
iRJLへの登録方法/レース参加&開催方法
iRJL(トップページ)
リーグセッション


■理由その3:中身の濃い練習とレースで技術向上
現在iRJLでは、火曜日と木曜日の22〜24時にプラクティスセッション、金曜日22時〜にレースが開催されています。じっくりと練習する機会が設けられているので、ここで速い人の走りを見たり、セッティングを交換したりして、技術の向上を図ることができます。また多くの方がTwitterを使われているので、セッション内だけでなく、セッション後に情報交換をすることも多いですよ。


■理由その4:1発本番の緊張感の高いレース
iRJLは2週間に1度のレースなので、実車同様、失敗できない1発本番のレースとなります。週に何度も開催されるオフィシャルレースと比べると、その緊張感は半端ないです。その分、失敗した時の悔しさは大きいですし、良い結果で終えた時の喜びもとても大きいものがあります。いちどでもiRJLの緊張感のあるレースを体験すると、病みつきになります。


■理由その5:人数が多いほど盛り上がる
レースは参加台数が多いほうが面白い、これは絶対です。人数が多ければ、スタートからゴールまで、バトルの絶えないレースとなることは間違いありませんね。前シリーズであるiRJL GT 2015シーズン2は、開催された6戦いずれも20名前後が参加、シーズンを通して見ると全部で34名が参加されました。今後参加台数が増えていけば、いずれは常時30台以上のレースも可能になるはずです。参加人数が多そうなら出てみようではなく、皆で率先して出場して盛り上げていきましょう(笑)


■理由その6:人気のGT3車両を使用
現在開催されているiRJL GTは、BMW Z4、Ford GT GT3、McLaren MP4-12C、RUF TrackのGT3車両4車種の混走です(いずれか1車種を持っていれば参加可能)。これは、オフィシャルレースの中でも特に人気の高い、ブランパンスプリント&ブランパン耐久と同じ使用車種なのです。iRJLで腕を磨いてブランパンにデビュー、またはブランパンで磨いた腕を活かしてiRJLで上位を目指すのもいいでしょう。GT3車両は8月に開催されるスパ・フランコルシャン24時間レースなどでも使われますので、練習しておいて決して損はないです。


■理由その7:戦略性の高いレースを楽しめる
iRJL GTの決勝は、約70〜80分のレース長になっています。燃料タンクは50%に制限されているため、基本的には2回のピット作業が必要となります。どのタイミングでピットに入るか、どれだけ給油するか、タイヤを交換するのかしないのかという戦略は、すべて自由。第1、第2スティントを長くとって、第3スティントを短くする人もいれば、スティントを均等に割る方もいます。優れたタイヤマネージメント、燃料マネージメント、ピット戦略によって逆転するチャンスも出てくるでしょう。Fast Repairを3回まで使えるので、序盤でダメージを受けても、ピットで修復すればポジションを取り戻すことも十分に可能です。


■理由その8:F1形式のポイントシステム
リーグのポイントシステムは、モータースポーツファンにはおなじみのF1形式です。1位25点、2位18点、3位15点と続き、10位までが入賞できます。全員にポイントがつき、さらに順位によるポイント差が少ないオフィシャルレースと比べると、上位入賞の価値が大きいのが魅力ですね。


■理由その9:隔週開催なので余裕を持って参加できる
iRJLは2週間にいちど開催されています。練習する時間もたっぷり取れますし、オフィシャルレースに参戦しながらでも、余裕をもって参加できるでしょう。もちろん全戦参加する必要はありません。時間に余裕があるときにスポットでもいいのでぜひ参加してみてください。


■理由その10:プロライセンス保持者&経験者も参戦!
iRacingには、ほんの一握りのレーサーしか獲得できないプロ及びワールドプロライセンス(通称黒帯)がありますが、日本人iRacerにもこれらのライセンスを獲得した猛者が何人もおり、iRJLにも参戦しています。もちろん彼らを倒すのは至難の業ですが、その走りを見るだけでも大いに参考になります。自分も連敗続きですが、もし彼らに勝って優勝できればその喜びはひとしおでしょう。


さてさて。以上長々と書いてきましたが、この楽しさ、面白さは文章では決して伝わるものではないと思います。ぜひ、ご友人ご家族お誘い合わせのうえ、iRJLに参加してみてください。ちなみに、Season1と2では一度もPPなし、優勝もできませんでしたが、コツコツポイントを稼げたおかげでどちらもランキングトップで終えられました。Season3はもっと腕と戦略を磨いてぜひ優勝したいところです。それではレースでお会いしましょう(^O^)/