Skip Barber 2000で奮闘中!

 シーズン2のオフィシャルレースは、Skip Barberに挑戦しています。Skippyの愛称で幅広いiRacerに楽しまれている、人気車種ですね。日本で言うとFJなんでしょうか。フォーミュラの入門的な立ち位置のクルマですね。

 Skippyはパワーが低く、タイヤのグリップも低いので絶対的なスピードはありませんが、操っていてとても楽しいクルマです。例えばF1などは、中級者の自分が乗ってもクルマに乗せられている感しかないのですが、このくらいのクルマなら自分で操ってるんだ!という感覚を存分に味わえますね。また、スピードが無いぶん接近戦になりやすいのでしょう、バトルもとても激しいです。どのレースでも、どこかしらで熱いバトルが繰り広げられていますよ。

 さて、今シーズンSkippyで戦おうと思った理由はふたつあります。まず、フォーミュラを基礎からやり直したかったこと。これまでスターマツダなどでちょいちょいと走っていましたが、どうもひとつステップを飛ばしてしまった感がずっとくすぶっていたので、一度基本に戻ってみましょうという感じですね。

 そして二つ目の理由は、練習にあまり時間をかけなくてもいいクルマであるということです(笑)。なぜなら、Skippyはセッティングをいじれる項目がとても少ないんです。自分で調整できるのは、ブレーキバランスやタイヤの空気圧、リアのロールバーの硬さなどで、燃料量を除けば5箇所しかありません。

 さらに、公式のセットアップガイドにある基本セッティング(注:iRacing Setupsにあるではありません)だけでも十分に良いタイムは出せるため、セットアップが悪いから遅いのか? などと頭を悩ませる必要がなく、ドライビングの練習に集中できるんです。ここでいう基本セッティングは以下の通りです。

・Front brake bias: 56%
・Front tire cold pressure: 165kpa
・Spring perch offset: 2x1.6mm
・Rear tire cold pressure: 165kpa
・Rear anti-roll bar: 4

 ここから自分の好きなようにいじるのがいいんでしょうが、適当に調整してもそうそうタイムは良くなりません。ならばこのセッティングで固定して練習を重ねたほうがいいように思えました。なお、ブレーキバランスが56%だとフロントがロックしやすいため、ある程度慣れてきたら、53%程度に変更することをおすすめします。

 ・・・とはいえ、精一杯出したタイムがトップから1秒以上も離されていることがほとんどであり、一体どうやって差を縮めれば良いのか、頭を悩ます日々です。セッティングをいろいろといじってもほとんどタイムが変わらないので、やはり乗り方でまだまだ工夫するところがあるのでしょうね。

 なお、SkippyはクラスDのクルマですが、トップスプリットのレースはほかのシリーズと同様にレベルが高く、iRatingがかなり高いドライバーもたくさん参戦しています。今の自分のレベルでは、実力で勝利をつかむのは到底不可能に思えます。ただ、勝利こそないものの、これまでの6Weekはなかなか上手く戦えていて、Div2の上位を狙うことも無理ではなさそうな雰囲気。これまで1シーズンを通して特定のシリーズに参加したことがないのですが、今回は頑張って走り切りたいですね。


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