World Championshipシリーズ開幕戦を観戦しました

 iRacer達の頂点を決める、ワールドチャンピオンシップ(ロード)が開幕しました。第1戦の舞台はスパ・フランコルシャン。2011年はWilliams F1を使用し、全18戦で争われます(ちなみに、オーバルのほうは、先日Daytonaで既に開幕しています)。




 リアルレースはF1を中心に20年以上見ていますが、この緊張感やバトルのレベルの高さは、本物のそれにもひけを取りませんね。iRacingを知らない人から見れば「所詮ゲームでしょ」という印象しか持たれないかもしれませんが、(一応)同じ土俵で戦っているiRacerにとっては、まさに雲の上、想像を絶するほどレベルの高いレースなんです。


 ワールドチャンピオンシップの模様はPSRTVにて毎戦ライブ中継されます。2010年シリーズはビデオでしか見たことがなかったのですが、今回、オーバル、ロードともに開幕戦を生観戦できました。なお、ワールドチャンピオンシップは日本時間では早朝の開催となりますが、あとで録画も見ることができます。


 第1戦の優勝はJesse Nieminen選手。彼が所属しているMY3ID GAMINGからは6人が出場していましたが、トップ6のうち5人が彼らのチームで占められるという、なんとも凄まじい結果となりました。前年のチャンピオンのGreger Huttu氏は、2番グリッドスタートから、途中、ハーフスピンして5位へ落ちるという珍しいミスもありましたが、見事な挽回で2位フィニッシュ。さすがiRacerの看板レーサーの走りは凄かったです。接近戦もとてもうまいです!


 リアルレースと違うのは、すぐに彼らと同じクルマ、コースで走れること。もちろん、あんなタイムは出るわけもないのですが、同じ世界で戦っている(遊んでいる)のですから、一度は彼らの走りを近くで見てみたいものですね。