2.4 Hours of Daytonaに参加しました

去る1月29日(日本時間1月30日2時)に、iRacing.com WORLD TOUR 2011の第1戦目、 2.4 Hours of Daytonaが開催されました。WORLD TOURは、リアルレースと日程を合わせて、iRacingでもお祭り的にレースしましょうという趣旨のようです。これは参加せずにはいられませんね!



■GRAND-AMについて
実際の2.4 Hours of Daytonaは、全13戦で争われるGRAND-AM Rolex Sports Car Seriesの開幕戦に当たるようです。このシリーズの存在自体知らなかったのですが、ファン・パブロ・モントーヤジミー・ジョンソンといった、蒼々たる顔ぶれが参加していて驚きました。日本では中継がないのは残念です。

■車種
選べる車種は、「Ford Mustang FR500S」か「Riley MkXX Daytona Prototype」の2つ。この2車種でのミックスレースとなります。今回は「速い方」であるRileyを選びました。


■予選
決勝直前の予選に参加したのですが、さすがにこの時期になるとエントリー台数はとても多いです。予選も決勝と同様に2車種混走状態でで行われるので、空きスペースを探すだけで手一杯です・・・・。とか言いつつも、そんな状況が自体が初めてでしたので、思いっきりテンション上がっちゃいました。

■戦略
レース時間は2.4時間=120分×2.4=144分。1周1分43秒=103秒ペースとして、144×60÷103=83周。余裕を見て85周を1ストップで・・・、などと戦略を立てていたのですが、グリッドに着いてみたら、なんと90周レースでした。満タンスタートだとしても、2ストップは必須だったようです。
(90周設定はスタッフのミスで、160分レースの予定だったようです。2.4Hの0.4は、40分ということみたいですね。)

■決勝
参加人数は約1000人=25スプリットというビッグレースになりました。中級レーサーの自分は9スプリット目。グリッドは17番手です。PPとは予選でコンマ数秒しか差がないので、頑張れば優勝も狙えるかもしれません。

40台でのレースは初めてでしたので、とても緊張しました。さすがにスタート直後は大混雑。周囲のiRacer達もかなり慎重に走っているようです。それでも1周目からガンガン行くドライバーもいて、そこかしこでアクシデントも・・・。ミスさえなく走れれば、それなりに順位は上がりそうな雰囲気です。


18周目にアクシデント! 前走者に追突したクルマに、さらに追突してしまいました。これでアライメントが狂い、やむなくセカンドカーに乗り換えます。リセットは1回まで、というルールでしたので、これ以降はより慎重に走りました。避けられるアクシデントは必ず避けないと行けません。無駄なバトルも極力避けます。


RileyとMustangはラップタイム差が約20秒もあるため、何度も周回遅れにすることになります。Mustangの皆さんがミラーチェックをしっかりしてくれていたようで、必要以上に距離が詰まったり、ブロックされる、というようなことはほとんどありませんでした。
抜く方も抜かれる方も、下手にラインを変えないことが大切なのですが(知識としてだけ知っていました)、レース後半にもなると、どのように抜いて欲しいかがMustangの背中から伝わってくるようでした。自分がMustangだったとしたら、ミラーを見てるうちに確実にコースアウトします。


結果的には、序盤の追突以外はアクシデントもなく、2位完走となりました。iRacingのニュースにも名前を載せてもらいました(笑)。2.4時間なんて集中力が持つのかな?と思っていましたが、いざレースとなるとどこからともなく集中力が出てくるものですね。


今回は学ぶことがとてもたくさんありました。とくに、ハードプッシュしないでタイヤを持たせるという走り方はしたことがなかったので、リプレイで見ると地味なんですが、乗っているときはとても充実していました。これまでのレースシム(orゲーム)人生でこんなに楽しく、気持ちよく走れたのも初めてかもしれません。いやぁ、iRacing楽しいです。


■次戦
WORLD TOURの次戦は、2月17日、Daytona500です。こちらも出てみたいですね。

■今回のレース結果(リンク)
・シリーズ / 車種:Rolex 2.4 Hours at Daytona / Riley DP
・コース:Daytona International Speedway - Road
・Splits:9
・スタート:17位
・決勝:2位


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